うつ病の原因は食生活の変化!

仕事や人間関係でのストレスから、うつ病に悩む人が増加していることが問題になっていますが、その要因が魚主体から肉主体へと変化が関係あるのではないかということが指摘されるようになりました。

そもそも、うつ病は、ストレスなどから神経細胞が傷ついて「脳神経細胞間の情報不足」と「神経伝達物質の不均衡」が生じることによって発症し、脳の神経細胞が萎縮・死滅してしまうといいます。

そこで力を発揮するのが、魚に多く含まれ、脳の神経細胞の細胞膜の主成分となって脳の柔軟性を保つDHAやEPAということがわかってきたのです。

DHA・EPAとうつ病の関係

私たちの体細胞の膜は脂肪で作られており、その脂肪で最も重要なのがDHAやEPAやです。

特に脳の神経細胞は、他の細胞よりも、DHA・EPAを多く含んでおり、この膜の性質は、食事から摂る脂肪酸の種類で決まるといわれているのです。

つまり、EPAやDHAなどのn-3系は脂肪酸の中で、最も神経細胞膜の機能を良くする脂肪酸ということになるのです。

とことが、現代の食生活では肉類を摂取することが多く、魚に多く含まれるEPAやDHAのn-3系が不足ぎみとなることによって脳の膜の機能が低下し、このため脳の働きが悪くなり、うつ病の原因をつくっているというのです。

意外と知られていませんが、そもそもDHA・EPAの研究は魚の摂取と抑うつ気分についての研究から始まったそうです。

そして、1999年にはアメリカでEPA・DHAのうつ病に対する治験が行われ、その結果、DHA・EPAはうつ病に有効であることが証明されています。

特に最近では、DHAの攻撃性を抑える、神経を安定させる、集中力を高めるといった作用にも注目が集まっているそうです。