中性脂肪を減らすDHAとEPA

健康診断で中性脂肪やコレステロールの数値が指摘されると、まず心配になるのが食生活やアルコールの摂取に起因する脂肪肝やアルコール性肝障害ではないでしょうか。

そんな方に、ぜひ知っておいてほしいのが、DHA・EPAが肝臓の病気にも効果があること。

肝臓の病気で代表的なものといえば脂肪肝があげられますが、これは高カロリーの食事とアルコールの摂り過ぎが主たる原因とされ、肝臓の中に脂肪が溜まりやすくなってしまった結果といわれています。

もちろん、規則正しい食生活や適度な運動をすることも重要ですが、EPAには、体内にため込まれた脂肪分や血液の中にたまった中性脂肪を分解する作用があるほか、DHAには肝臓のはたらきを活性化し、体外へ排出する役割があるため、中性脂肪を減らす効果が大いに期待できるそうです。

肝臓ガンにも効果あり!

さらに、EPAやDHAには肝臓ガンの発生を抑える働きもあるということが最近わかってきました。

2012年6月、国立がん研究センターの調査によって、EPAやDHAなどのオメガ3系の不飽和脂肪酸を豊富に含む魚をよく食べる人は、ほとんど食べない人に比べ、肝がんを発症するリスクが0.64倍に下がるということが明らかにされたのです。

沈黙の臓器と呼ばれ、その病気の発見が遅れがちな肝臓。発病のリスクを抑えるためにも、ぜひ、DHAやEPAを積極的に摂りたいものです。